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MotoGP:Moto2クラスのオフィシャルECUがマニエッティ・マレリ製に

2017年01月27日 15:42  AUTOSPORT web

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中上貴晶
ドルナ、FIM、IRTA、MSMAによって構成されるグランプリコミッションのミーティングが1月23日に開かれ、Moto2クラスのオフィシャルECUに関して、ドルナは2019年から2021年の3年間、イタリアのマニエッティ・マレリ社をオフィシャルサプライヤーとすることを提案。グランプリコミッションにより全会一致でこの提案が承認された。

 2010年にスタートしたMoto2クラスは、ホンダCBR600RR用エンジンをベースに、HRC製レースキットを組み込んだエンジンを全車が使用。ECUもHRCのレースキットを使用している。

 ドルナとホンダのMoto2エンジン供給に関する契約は2018年まで結ばれており、2019年以降はエンジンサプライヤーが変更になる可能性があり、トライアンフの参入がうわさされている。

 オフィシャルECUサプライヤーに関しては2016年10月に入札が開始され、5社が名乗りを上げたが、その中からマニエッティ・マレリ社が選ばれた。

 マレリはMotoGPクラスに2014年より共通ECUハードウエアを、2016年から共通ECUソフトウエアを供給している。