マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでスタートしたホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティ、アプリリア、KTMの各メーカーの開発ライダーによる合同テストは26日に2日目を迎えた。
この日は、2度のMotoGPチャンピオンであるケーシー・ストーナーが登場し、ドゥカティの2017年型デスモセディチGPの最新仕様を初めて走らせた。
ドゥカティは、イタリア・ボローニャで行った2017年体制発表会では、2017年型デスモセディチの最終仕様は見せず、17年シーズンで使用するカラーリングを公開した。
合同テストで登場したドゥカティのマシンは、後方排気のエキゾーストがセンターではなく、右側に取り付けられており、発表されたベースモデルとの違いをはっきりと見せた。
ストーナーとテストライダーのミケーレ・ピロは金曜日もコースに残る。そして、ロレンソとドビジオーゾは翌週月曜日にセパン入りし、17年シーズン2回目のテストを開始する予定だ。
その他のメーカーでは、ヤマハの中須賀克行と野左根航汰、ホンダの青山博一、スズキの津田拓也、アプリリアのマイク・デ・ミオ、KTMのミカ・カリオらが走行。MotoGPマシンの他にSBK(スーパーバイク世界選手権)の17年型GSX-R1000が走行。午前中は青木宣篤が、午後はシルバン・ギュントーリがテストを行った。