トップへ

シンディ・ローパー、反トランプ・デモで過激演説のマドンナを批判

2017年01月27日 14:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

シンディ・ローパー「マドンナの演説は目的を果たしていない」
ドナルド・トランプ大統領誕生後、大規模な抗議デモに参加し群衆を前に演説したマドンナ。しかし興奮状態のマドンナは卑語を連発し、「ホワイトハウスの爆破を考えた」という文字通りの“爆弾発言”でトランプ支持派を激怒させた。そんなマドンナにつき、同じく歌手のシンディ・ローパーは「彼女があの場に行ったことは嬉しいと思う」としながらも、マドンナの演説については「評価しない」と明かした。

このほどシンディ・ローパーが『Watch What Happens Live』に出演し、ホストより「マドンナの演説をどう思いましたか」と問われ一瞬表情を曇らせた。しかしその後シンディは慎重に言葉を選びながら、このように語っている。

「彼女が(あの場に)行ったこと。それは私も嬉しく思う。」
「でも、感情的になるとああいうことになっちゃうんでしょうね。私は、あの演説が本来の目的に役立ったとは思わない。」

マドンナの演説については明瞭さが欠け、怒りにまかせての言葉も多かったと示唆したシンディ。しかし女性の権利やヘルスケアにつき力強く演説した女優スカーレット・ヨハンソンについては高く評価し、こう称賛した。

「スカーレットは、自分の話をしっかりシェアしていたわ。ハッキリした内容があり、説得力があった。」
「つまり、ただ怒鳴ったって駄目なのよ。それでは人間性は伝わらない。他人の心を開くような話もね。」

ちなみにマドンナは「爆破を考えた」という過激表現につき「比喩をつかって話したの」「私は暴力的な人間じゃないし、暴力を助長したりもしない」とインスタグラムで釈明済み。演説の際も「爆破を考えた」「でもそんなことをしたって何も変わらない」とハッキリ語っていたのだが、主にトランプ支持者の反発は凄まじく「逮捕されるべき」という厳しい声も多い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)