2017年4月8~9日に開幕戦が予定されているブランパンGTシリーズ・アジアにヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)が参戦するとSROモータースポーツ・グループから発表された。参戦マシンはランボルギーニ・ウラカンGT3だ。
ブランパンGTアジアは、ヨーロッパで大成功を収めているブランパンGTシリーズのアジア版。2017年からSROのオーガナイズにより、マレーシア、タイ、中国、そして日本では鈴鹿、富士の2戦と、全6戦が予定されている。
シリーズはGT3/GT4マシン中心で争われ、輸送のパッケージングや年間賞金総額30万ドルなど、魅力的な参戦条件を掲げている。
すでにグループMレーシングや台湾のハブオート・レーシング、アンドレア・カルダレッリが監督を務めるFFFレーシングなどが参戦することを明かしているが、ここにVSRが加わることとなった。
VSRはFIA-F4選手権やアジアン・ル・マンシリーズ(AsLMS)、イタリアGTチャンピオンシップなどに参戦しているチーム。今回のブランパンGTシリーズ・アジアへの参戦はランボルギーニ・スクアドラ・コルセとのパートナーシップにより実現したものだという。
チーム代表のヴィンチェンツォ・ソスピリは「SROが新たに創設したブランパンGTシリーズ・アジアに参戦できることを嬉しく思う」と語っている。
「また、協力関係を築いているランボルギーニ・スクアドラ・コルセにも感謝したい」
「4月の開幕戦でグリッドに並ぶことを楽しみにしているよ」
また、ランボルギーニ・モータースポーツ代表のジョルジオ・サンナも「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセの若手育成プログラムを率いるVSRとのパートナーシップを継続でき光栄だ」とコメントしている。
なお、VSRのドライバーラインアップについては後日発表するとされており、現時点では明かされていない。