絶滅危惧種にも指定されているサイ。特にサイの角は高い価値があるため、角を取るためだけにサイを殺害する密猟者が後を絶たない。そんななかこのほど、サイの角を投げ捨てて逃走しようとした密猟者が逮捕された。
南アフリカ・リンポポ州の警察にある「リンポポ絶滅危惧種班」。その班が「マカド(Makhado)地域でサイの角を売ろうとしている人物がいる」という情報をキャッチした。
警察官が南アフリカ北東部リンポポ州のマカド周辺をパトロールしていると、不審車両を目撃した。警察官は後を追うが、尾行に気付いた車両は突然スピードを上げて逃走、そして警察官に向かって石のようなものが入ったビニール袋を投げつけてきた。投げられたのは無残に切り取られたサイの角であった。切り口が綺麗であったため、常習である可能性は高い。
結局、警察官は逃走した48歳、51歳、34歳の男3人をサイの角の違法所持で逮捕した。
角はどうやらヨハネスブルグ近郊のヴィットプアルト(Witpoort)地区で撃たれたサイの親子のものと見て捜査が進められている。
出典:http://www.news24.com
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)