「エスティーキャット」は、エディターやライター、デザイナーとして活動しながら、ジュエリーを学ぶSEIKO HAYASHIが、2014年に「CULTURE FOR EARS」をテーマに立ち上げたアクセサリーブランド。1点ずつハンドメイドで製作された、絶妙な色使いと繊細なデザインが人気を集め、商品を扱う全国のセレクトショップで完売が続いている。
HAYASHIは、今回の休止について「ブランドをはじめた頃からは、まさかここまで私が作るアクセサリーが普及するとは思っていなかった。ジュエリーを学んでいく中で、アクセサリーブランドとしての制作や体制の基本となるような基盤がないままにブランドを運営することに矛盾を覚えだしたことが大きな要因」とし、また「『エスティーキャット』は私自身の自由な表現の場でもあったため『エスティーキャット的な大ぶりのイヤリングやピアス』というものがトレンドとして消費され廃れていくことを避けたかった」という。現在の形での展開は終了するが、さらに進化させたい考えで、「具体的なことは決まっていないが、ブランドの新しい形は夏以降に披露できるかと思う」(HAYASHI)としている。
1月27日から2月1日まで表参道ROCKETでエキシビション「CULTURE FOR EARS」を開催するほか、2月1日からは高島屋スタイル&エディットで開催されるセレクトショップ「FROM WHERE I STAND」のポップアップショップで別注アイテムを販売。そのほか、夏までは様々な店舗で商品を展開する。
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