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DTM:メルセデスAMG、2017年のドライバー布陣発表。マーロ・エンゲルが復帰

2017年01月26日 19:42  AUTOSPORT web

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DTM復帰を果たすマーロ・エンゲル
ドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦するメルセデスベンツAMGは1月26日、2017年のドライバーラインアップを発表した。

 2017年のDTMは各メーカーの参戦台数がこれまでの8台から6台に減少することとなり、すでにライバル陣営のアウディ、BMWは布陣を発表している。

 メルセデス陣営には既報の通り、16年シリーズランキング2位だったエドアルド・モルタラが加入したほか、ロバート・ウィケンス、ゲイリー・パフェット、ポール・ディ・レスタ、ルーカス・アウアーが残留した。

 また、11年シーズン限りでDTMを離れていたマーロ・エンゲルが復帰。5年ぶりにDTMマシンを操ることに。

 その一方で、16年は所属していたダニエル・ジュンカデラ、クリスチャン・ビエトリス、マキシミリアン・ゴッツ、そしてフェリックス・ロゼンクビストはシートを失う形となった。

 なお、チームのリザーブ兼テストドライバーには、16年のヨーロピアンF3選手権でランキング2位につけたマキシミリアン・ギュンターが就いている。

 メルセデスのDTMチーフを務めるウルリッヒ・フリッツは「新しいマシンに新たなタイヤ、そして参戦台数の削減。2017年シーズンは、どのマニュファクチャラーも大きなチャレンジに直面する」と語る。

「これにより、今シーズンはこれまで以上にハイレベルな戦いが繰り広げられるだろう。この試練を乗り越えるため、最高のチームを作り上げた」

「どのドライバーもDTMで優勝した経験があり、チャンピオン獲得の資格は充分だ」

「この至上命題を確実に達成するための最後のピースとして、マーロ(・エンゲル)を呼び戻したんだ」

「これまで、ともに戦ってきたダニエル、クリスチャン、マックス、フェリックスには感謝している。彼らはどんなに困難な状況でもチームのために戦ってくれた」

 久しぶりにDTM復帰を果たすエンゲルは「DTMでやり残した仕事があるんだ」とコメントしている。

「数年間DTMを離れていたけど、またメルセデスとともにシリーズを戦えることになり、嬉しく思うよ」

「チームメイトも昔から付き合いのあるドライバーばかりだ。だから、シリーズを戦う上で障害になるものは一切ないと思っている」