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WRC:ロマン・デュマ、2度目のラリー・モンテカルロ挑戦でクラス優勝

2017年01月26日 17:12  AUTOSPORT web

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WRC第1戦モンテカルロに参戦、クラス優勝したロマン・デュマ(ポルシェ911 GT3 RS)
1月19~22日に開催された世界ラリー選手権(WRC)第1戦モンテカルロのRGTクラスにロマン・デュマが参戦。自身が所有するポルシェ911 GT3 RSでクラス優勝を飾った。

 2004年からポルシェのワークスドライバーとして活動、16年のル・マン24時間耐久レースでは総合優勝を果たしているデュマは、サーキットレース以外にもさまざまなカテゴリに挑戦している。

 15~16年はパイクスピーク・ヒルクライムに参戦し総合優勝を飾っているほか、13年のパイクスピークではルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。また、17年1月2~14日に行われたダカールラリーでは、自身最高位となる総合8位フィニッシュを成し遂げた。

 そんなデュマは、コドライバーのジル・ド・テュルクハイムとともに、自身2度目のラリー・モンテカルロへ挑戦。生産されているGT車両ベースのマシンで争われるRGTクラスで、ライバルのアバルト124勢を退けてクラス優勝を手にした。

「まるでカミソリの刃の上を走っているような、わずかなミスが命取りになる非常に難しいラリーだった」とデュマ。

「14のスペシャルステージのうち13ステージが雪と氷に覆われていた。コースアウトしないよう、きわめて慎重な運転が求められたよ」

「そんななか、僕たちはポルシェ911 GT3 RSを無事にフィニッシュさせることができた」

「困難の多いラリーだったけど、大いに楽しめた。もちろん、ラリー・モンテカルロへの挑戦を、これで終わりにするつもりはないよ」