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AJフォイト、シボレーにスイッチしての初テストは好感触

2017年01月26日 06:02  AUTOSPORT web

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2016年まで佐藤琢磨が付けていたカーナンバー14は、カルロス・ムニョスが使用
インディカー・シリーズに参戦するAJフォイト・レーシングは、24日にセブリングで新体制での初テストを行った。

 1月に82歳の誕生日を迎えたアメリカン・モータースポーツのレジェンド、A.J.フォイト率いるAJフォイト・レーシング。17日にホンダ・エンジンからシボレー・エンジンにスイッチすると正式に発表し、24日にセブリング・インターナショナル・レースウェイでテストを実施した。

 ドライバーもカルロス・ムニョスとコナー・デイリーの若手ふたりに一新して挑むAJフォイト。シボレーのエンジンとエアロキットの初走行は好感触を得たようだ。

「クルマに戻ることができて最高さ。最終戦のソノマからとても長かったよ。その時から走っていなかったからね。スピード、パワー、ダウンフォースの感触を再び感じるのは素晴らしいことだ」

「やるべきことがたくさんあり、僕たちは正しい方向に進むよう確かめているところさ。すべてが正しいか注意深く行っている。チームスタッフは信じられない量をこなしている。今朝のプログラムでは、問題がひとつもなく実行できたからね」とデイリー。

 アンドレッティ・オートスポートからAJフォイトに移籍したムニョスは、「9月以降は永遠のように感じたよ。戻ることができていい感じさ」とコメント。彼のエンジニアとしてベテランのウィル・フィリップスが新たにチームに加わった。

 チーム代表を務めるAJの息子ラリー・フォイトは、「準備万端のこの気持ちから抜け出してほしいということが大事だった。シボレーと協力していかなければならないことがあるのはわかっている。とてもベーシックにボックスにチェックをするかたちでリストを実行するつもりだ」

「二日間続けてテストをすることが必要なんだ。何か問題や余分な時間が必要になったら、二日目でさらに仕事をすることができるからね」

「我々が集めた情報すべてが収穫だ。シボレーは素晴らしいよ。彼らは我々ができるだけ早く箱から出るのを助けるために質問に答え、本当にうまくやっている。興奮がたくさんあるよ」と語っている。