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「ららぽーと」が台湾進出、台北最大級の"時間消費型"商業施設に

2017年01月25日 16:54  Fashionsnap.com

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 三井不動産が、台湾初となるリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港(仮称)」の出店を発表した。店舗数約250店舗規模、店舗面積約7万平方メートルの台北都市圏最大級の商業施設として2021年の開業を予定している。

台湾初の「ららぽーと」2021年開業への画像を拡大

 ららぽーと台湾南港は、台湾の大手金融グループ「中国信託金融ホールディングス」傘下の台湾人寿が開発及び保有予定の複合用途建物のうち、商業モール部分を三井不動産が賃借し、「ららぽーと」として運営。計画地周辺エリアの南港経貿園区は、新都心としてIT産業を中心とするオフィスや商業、住宅など複合的な街づくりが進む地区で、中国信託金融ホールディングス本社のほか、大手グローバルIT企業の多くが拠点を構え、台湾最大のコンベンションホール「南港展覧館」も近接する。「三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港(仮称)」では、台湾で人気の高い日系店舗をファッションや物販、飲食の各カテゴリーで誘致するほか、エンターテインメント施設や飲食店舗の充実を図るなど、一日中楽しめる時間消費型施設を目指す。
 同施設は、三井不動産にとって海外では上海金橋とクアラルンプールに次ぐ3店舗目の「ららぽーと」事業で、台湾国内においては昨年1月に開業した「三井アウトレットパーク 台湾林口」、2018年開業予定の「三井アウトレットパーク 台湾台中港(仮称)」に続く3施設目の商業施設となる。
■三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港(仮称)所在地:台湾台北市南港区経貿段15地番(C3街区)交通アクセス:MRT文湖線「南港ソフトウェアパーク駅」徒歩1分       MRT板南線・文湖線 「南港展覧館駅」徒歩3分       高速道路(1・3号線)・快速道路ICからも至近敷地面積:約4万1,400平方メートル