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スタバが旧薩摩藩主の島津家ゆかりの登録有形文化財をリノベーション、新店舗出店へ

2017年01月25日 16:34  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

外観イメージ Image by: スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックス コーヒー ジャパンが3月29日、薩摩藩主だった島津家の金鉱山事務所として建造された登録有形文化財「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」をリノベーションし、「スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店」を出店する。

スタバが有形文化財をリノベ出店の画像を拡大

 「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」は1904年に鹿児島県北西部のいちき串木野市の芹ヶ野金山に建設。1986年に現在の地に移設された。スターバックス コーヒー ジャパンでは同建造物を活用。桜島や錦江湾の雄大な景色が目の前に広がる国の名勝に指定された仙巌園に隣接し、「歴史と現代が融合した空間に大切なお客様を招待する場所(Salon de Siren)」をコンセプトに展開する。建物の面積は約241平方メートルで、座席数は店内に65席、テラスに14席を配置。2階建てで、1階には3部屋、2階に1部屋の合計4部屋の客席を設け、1階にはバーカウンターを設置する。内装では薩摩切子とスターバックスのロゴに描かれている人魚の鱗の彩り豊かな表情から着想を得たデザインをすべての部屋に施す。また、2階席中央のコミュニティテーブル天板の杉材や屋外ベンチの溶結凝灰岩など、鹿児島県産の建材を使用する。
■スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9688-1営業時間:8:00-21:00店舗面積:241.05平方メートル(72.92坪)席数:79席(店内65席 テラス14席)開店日:2017年3月29日(水)