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SGT富士テスト:2日目も7台が走行。GT500最高速は300km/h越える

2017年01月25日 13:32  AUTOSPORT web

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LEXUS TEAM ZENT CERUMOの38号車LC500
1月24日から富士スピードウェイでスタートしたTRDによるテストは25日に2日目を迎えた。この日もGT500クラスの3台のレクサスLC500と、GT300クラスの4台によるテストとなった。

 1日目夜には気温は氷点下まで下がり、厳しい冷え込みとなった富士スピードウェイ。2日目は晴天に恵まれたもののやはり気温は低く、各チームともタイヤウォーマーを使いながらのテストとなった。

 初日に続き、GT500は3台のLC500が走行。LEXUS TEAM LeMans WAKO'Sの6号車、LEXUS TEAM ZENT CERUMOの38号車、そしてLEXUS TEAM WedsSport BANDOHの19号車という3台で、ドライバーは昨年と変わらないメンバーとなった。初日に続き2日目午前も38号車LC500が最速で、立川祐路がマークした1分28秒216がベスト。6号車が28秒349、初日は29秒台どまりだった19号車も28秒906を記録している。

 また、トップスピードも2016年シーズンまで同様高い数字が記録されている。2017年からはダウンフォースが25%削減されているためストレートスピードは上がることが予想されていたが、すでに6号車LC500が300.417km/hをマーク。他の2車も297km/hを記録している。

 GT300車両では、GAINERのビヨン・ビルドハイムがドライブしたGAINER TANAX AMG GT3が1分36秒566でベストタイム。富田竜一郎/吉田広樹組GAINER TANAX GT-Rが36秒988で2番手となった。3番手には永井宏明/佐々木孝太組TOYOTA PRIUS apr GTがつけた。

 一方、今回がシェイクダウンとなった51号車レクサスRC F GT3は1分37秒530というベストタイム。2日目となり2016年もJMS LMcorsa 488 GT3に貼られていたジェームス、プロジェクトμのロゴが貼られており、初日とは雰囲気が変わっている。