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バロン・トランプ君へのネット中傷 続出する事態にホワイトハウスが異例の声明

2017年01月25日 12:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

バロン君、静かな生活を取り戻せるか
ドナルド・トランプ米大統領の息子バロン君は、現在10歳。思春期の入り口にある彼の行動に人々は注目し、「母親を避けている」「いつも眠そう」「いつも無関心な様子」「自閉症か」などと指摘する人が続出しネットでも話題になった。さらに数名の著名人までバロン君に関するジョークを書き込むという大人げない行動に出ており、そのような軽率かつ悪質な動きを重く見たホワイトハウスからこのたび異例の声明が発表された。

先日、米番組「サタデー・ナイト・ライブ」のライターがバロン・トランプ君につき以下のようにツイートして大騒動になった。

「バロンは、この国で初めて銃撃事件を起こすホームスクール生になるでしょう。」

これに大きな批判が巻き起こり、ライターはその後「すみませんでした」「本当に後悔しています」と謝罪をツイートするに至っている。そんな中、事態の頻発を重くみたホワイトハウスは以下のような声明を発表した。

「大統領の子供達は、政治的な注目を浴びることなく成長する機会を与えられます。そのような伝統は長く続いているのです。」
「ホワイトハウスは、この伝統が続くよう期待しています。この件につきましては、皆さんのご協力に感謝します。」

バロン君の振る舞いや様子は大統領選以降メディアに注目され、業界内外から様々なコメントが噴出。その多くがネガティブな内容であったため、「子供に関するコメントは控えるべき」という声がトランプ大統領の支持者からもそうでない人からも噴出していた。現在アメリカは反トランプ派が抗議をするなど大変荒れているが、バロン君が父の政権や政策には関わりのない子供だということを国民は忘れてはならない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)