縫製やヘアメイク、モデルなどファッションに関する仕事の依頼が完結するクラウドソーシングサービス「ソフ プロジェクト(Sof PROJECT)」と、クリエーターが自由に作品を発表できるSNSサービス「ソフ コレクション(Sof COLLECTION)」が始動した。運営は、昨年10月に保坂忠伸が立ち上げたSPRING OF FASHIONが手がけ、4月20日の本格スタートに先駆けて事前クリエーター登録をスタート。年内に流通額8,000万~1億円、利用者数1,000~1,500人を目指す。
ファッション特化のクラウドソーシングサービスの画像を拡大 「ソフ プロジェクト」は、ファッションデザイナーやパタンナー、ソーイングスタッフ、ヘアメイクアーティスト、モデル、フォトグラファー、スタイリストといったクリエーターに仕事を依頼できるサービス。依頼者は、サイトに依頼内容を投稿するとクリエーターから提案を受けることができ、提案の中からテイストや予算に見合うクリエーターを見つけると、依頼決定前にチャット機能を使ってコミュニケーションが取れる。誰でも無料で会員登録ができるが、プロジェクト投稿やチャット機能は本人確認を必要とし、決済は前払いでSPRING OF FASHIONが仲介するため、安全な取り引きが可能になる。クリエーターは請負金額の20%、依頼者は依頼金額の5%が手数料となるが、将来的に利用者の負担を少なくしていく見通しだ。
「ソフ コレクション」は、2015年10月からベータ版として提供してきたファッションデザイナー向けSNSを大幅に改修したサービスで、様々なジャンルのクリエーターが無料で作品を発表できるプラットフォーム。「ソフ プロジェクト」と連動しているため「ソフ コレクション」で見つけた作品に基づいて仕事を依頼することもできる。
Sof PROJECT