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飲みすぎ防止でアラーム作動!リストバンド型の“アルコール量モニター”ウェアラブルに期待大

2017年01月24日 21:03  Techable

Techable

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年末年始と、このところ飲み会が続いている人もいるのでは? ただし、飲みすぎには注意したいもの。

体内のアルコール量を検出するツールとして、息を吹きかけるタイプの“呼気分析計”が知られているが、飲み会の途中にバッグから取り出してチェック……というのは、ちょっと周囲の目が気になって気が引けるかもしれない。
・リストバンド型のアルコールモニターツール
それなら“身につける”タイプのウェアラブルにしようというのが、Milo Sensorsが開発中のリストバンド型ツール「Proof」だ。ちょうど、運動量をモニターする「Fitbit」の“アルコール量検出版”といったところ。
・取替え可能なカートリッジは12時間以上もつ
リストバンド部分は非常にやわらかく、手首周りにフィット。内部には特許申請中の技術が使われた専用カートリッジを挿入できるようになっていて、これがアルコールセンサーの役割を果たし、皮膚のアルコール分子量を追跡する。

ちなみに、カートリッジは取替え可能で、約12時間の連続使用が可能だ。出かけるときにリストバンドを着用して、スマートフォンとの連動を開始しておけば準備万端。
・規定値に近づくとアラームが作動
時間の経過とともに、どれくらいの量を飲んでいるか、ユーザーのアルコール摂取をモニター。事前に設定した規定値に近づいてくると、バイブレーションとLEDライトが作動して、ユーザーにお知らせしてくれるという。計測のスピードも早く、正確な読み取りが可能。
・2017年内にKickstarter始動予定
同社としては、2017年内にクラウドファンディングサイトKickstarterで「Proof」のプレオーダーの受け付けをおこなう予定。

開発者の1人Bob Lansdorp氏によると、人間の皮膚は小さな分子がたくさん集まるところであり、分子の計測を経てさまざまな健康データの取得ができるという。

将来的には、取得データを活用した幅広い健康ツールの開発を目指しているといい、今回の「Proof」はその封切となるだろうと話している。

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