映画『すべての政府は嘘をつく』が2月4日から東京・渋谷のアップリンクで公開される。
オリバー・ストーンが製作総指揮を務める同作は、「すべての政府は嘘をつく」という信念のもとで1940年代から1980年代に活動したアメリカ人ジャーナリストI・F・ストーンに影響を受け、その報道姿勢を受け継いだ現代の独立系ジャーナリストたちの戦いを追った作品。I・F・ストーンは組織に属さず、地道な調査によってベトナム戦争を巡る政府の嘘などを次々に暴いた人物だ。
出演者にはノーム・チョムスキー、マイケル・ムーアをはじめ、報道番組『デモクラシー・ナウ!』の創設者エイミー・グッドマン、元『ワシントン・ポスト』記者のカール・バーンスタイン、『ガーディアン』の元記者でニュースサイト『ジ・インターセプト』創立者のグレン・グリーンウォルドらが名を連ねる。
なお同作は2月1日と2日にNHK BS1『BS世界のドキュメンタリー』で放送されるほか、2月3日からアップリンクによる映画配信サービス「アップリンク・クラウド」でも配信。アップリンクでは不定期の上映となり、初日の2月4日には岩上安身、津田大介、『ハフィントンポスト 日本版』編集長の竹下隆一郎による公開記念シンポジウムが行なわれる。