ホンダは、2017年のFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)の参戦体制を発表。『カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリング・チーム』からWTCCに参戦するティアゴ・モンテイロとノルベルト・ミケリスが意気込みを語った。
2016年シーズンはホンダ勢最上位となるランキング3位で終えたモンテイロ。2017年シーズンでホンダのワークスドライバー6年目を迎える。
「今年もホンダと一緒に戦えることをとてもうれしく思っているし、シーズンの開幕を非常に楽しみにしている」とモンテイロ。
「2012年のホンダのWTCCプロジェクト開始時からチームの一員になり、チャンピオンになることを目標に戦ってきたが、今年もその思いは変わらない」
「昨年は私の祖国、ポルトガルで優勝できたことに加え、年間ランキング3位になり、これまでで最も良い結果を残すことができた。今年もこの成長の勢いを維持していけると思っているし、それが実現できればタイトルを狙うことができると確信している」
16年にホンダのワークスドライバーとなったノルベルト・ミケリスは「今年もホンダでドライブできることを大変うれしく思っている」とコメント。
「昨年はホンダワークスドライバーとしての参戦1年目で、開幕直後こそ少し苦戦をしたものの、シーズン後半には安定感のある速さを見せることができた。そのなかでも、ホンダのホームサーキットであるツインリンクもてぎで勝つことができたことをとても誇りに思っているよ」
「目標であるチャンピオンになるために、強力なマシンとチーム体制がある上に、自身の準備も十分整っている。ホンダ陣営としても、モンテイロと道上(龍)とともに、シーズンを通して最高のパフォーマンスを見せられると確信している」