ECDのベストアルバム『21世紀のECD』が、3月2日にリリースされる。
昨年9月に進行性のがんであることを公表したECD。1996年には東京・日比谷野外音楽堂でヒップホップイベント『さんピンCAMP』のプロデュースを手掛け、2003年にCCCDへの不満からメジャー契約を解消して以降は、インディーズから作品を発表している。
『21世紀のECD』には、ソロ名義での作品およびECDが客演した楽曲の中から選んだ楽曲、さらに未発表曲を収録。CD2枚組となり、それぞれ2000年代と2010年代の楽曲が収められる。
■ECDのコメント
「今聴いても古さを感じさせない」それは最高の褒め言葉だ。
しかし僕は前作を古いものにするために新作を作り続けてきた。
つまり、この「21世紀のECD」と題されたベスト盤のようなものはいわばECDの地層である。
収録されている曲のひとつひとつは化石だ。ECDの化石を聴いてくれ。