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マクラーレン・ホンダF1、3Dプリンター大手と4年間のパートナーシップ締結

2017年01月24日 13:32  AUTOSPORT web

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握手を交わすマクラーレンCOOのジョナサン・ニール(左)と、ストラタシスCEOのイラン・レビン(右)
マクラーレンは1月23日、3Dプリンター大手のストラタシスと4年間のパートナーシップを締結したと発表。同社は3Dプリント技術のオフィシャル・サプライヤーとしてマクラーレン・ホンダF1を支援する。

 アメリカ・ミネソタ州に本拠を構えるストラタシスは、25年以上に渡り付加製造業界(3Dプリント業界)をけん引している大手メーカーのひとつ。

 今回、このストラタシスとパートナーシップを結んだことで、マクラーレン・ホンダは同社が保有する最新の3Dプリンター設備や各種ツールなどの提供を受ける。

 これにより、マクラーレンは各パーツの供給ペースや開発ペースを向上させられるとしている。

 マクラーレンでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「日進月歩の世界であるモータースポーツにおいて、新たなコンポーネントを迅速に試作、評価できることは、非常に強力な武器となる」とストラタシスを歓迎する。

「ストラタシスと協力し、彼らの3Dプリント技術を駆使することで、(各コンポーネントの)生産能力を強化できるだけでなく、より大胆な挑戦も行える」

「モータースポーツは試作品を短時間で製造する技術(ラピッドプロトタイピング)や付加製造技術に依存しつつあり、試作したパーツを短時間で実戦投入する能力が求められる」

「ストラタシスとの提携が、うまく機能することを楽しみにしているよ」

 また、ストラタシスCEOのイラン・レビンも「我々の3Dプリント技術によって、マクラーレンは高い生産能力と精度、そのほかさまざまな恩恵を手にすることになるだろう」とコメントしている。