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「ラリークロス挑戦には学習が必要」とバトン。改めてスーパーGT参戦意欲も明かす

2017年01月24日 12:02  AUTOSPORT web

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「ラリークロス参戦には学習が必要」と語ったジェンソン・バトン
2017年はF1レギュラードライバーの座から退いたジェンソン・バトン。先日にはグローバル・ラリークロス(GRC)参戦用のホンダ・シビックGRCをテストしたが、ラリークロス参戦には「事前に学ぶべきことが多い」と述べた。

 父ジョンが1970年代終盤にラリークロスに参戦していたことから、バトンは以前からF1引退後、ラリークロスへの出場意欲があると明かしている。

 また、今年はF1へレギュラー参戦せず、マクラーレン・ホンダF1チームのリザーブドライバー兼アンバサダーを務めることから、ほかの活動の選択肢としてラリークロスやスーパーGT鈴鹿1000kmへ挑戦したいとも述べていた。

 そんなバトンは18日、スウェーデンのオルスバーグMSCのもとで、初めてシビックGRCをテスト。そこで“衝撃的”な経験をしたと語る。

「今年は自分の思うがままに、少しリラックスして過ごしたいと思っている」とバトン。

「スーパーGTの鈴鹿ラウンド(鈴鹿1000km)など、いくつか挑戦してみたいレースはある。もちろん、ラリークロスにも挑戦したい」

「ただ、ラリークロスでは学ぶべきことがたくさんあることが分かった。ターマック(舗装路)には自信があるけれど、ダート(未舗装路)エリアでは、どう走ればいいのか見当もつかないんだ!」

「(18日のテストは)最高の経験だった。将来的な参戦への意欲が高まったよ。ただ、その前に学んでおくべきことが多いようだ」

「僕にとっては、やりがいのあることだよ。F1に留まり続けているのも、つねに成長する必要に迫られるからなんだ。ラリークロスも同じ環境であることを願っているよ」

 なお、バトンは18日のテストは同じ週末に控えていたレース・オブ・チャンピオンズ(RoC)に向けた練習だったと冗談めかして語っている。