今回新たな金字塔を打ち立てた韓国においては、公開から19日間で3,052,179人を動員し、約23.9億円の興行収入を記録。Korean Film Council調べでの韓国の歴代日本映画動員ランキングによると、従来は『ハウルの動く城』(301万人、約14億円)、『千と千尋の神隠し』(220万人、興収データなし)、『崖の上のポニョ』(150万人、約6.8億円)とスタジオジブリの宮崎駿監督による作品がトップ3を独占しており、ここに新海誠監督が新風を巻き起こす格好となった。
『君の名は。』は2004年の『ハウルの動く城』以降、韓国で公開された日本映画としては13年ぶりの初登場第1位作品となっていたが、これでスタートダッシュだけに留まらない新たな記録樹立となった。同国での公開は今後も続くだけに、引き続き記録を伸ばしていくことになるだろう。