23日、リバティ・メディアはF1買収手続きが完了したことを発表した。これに伴い、バーニー・エクレストンが、同日、フォーミュラワンのCEOのポジションから退き、チェイス・キャリーが後任を務めることも正式に明らかにされた。エクレストンは新たに名誉会長の職に就くことが決まった。
40年にわたりF1の商業面を取り仕切ってきた、現在86歳のエクレストンがそのポジションから退くことは、正式発表直前に本人の口から明らかにされていた。リバティ・メディアの発表によれば、エクレストンは今後、名誉会長として、F1役員会に対してアドバイスを行っていくということだ。
アメリカのメディア関連会社、リバティ・メディア社がF1買収手続きをスタートする際に、21世紀フォックス社の副会長を務めるキャリーがF1の新会長に就任したが、キャリーはそれに加えてCEOのポジションも担うことになる。
リバティ・メディアの会長およびCEOのグレッグ・マッフェイがF1取締役会副会長に就任することも併せて発表された。