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卒業後2年間有効の「入社パスポート」を交付 リクルートライフスタイルが「新・新卒採用」を開始

2017年01月23日 18:41  キャリコネニュース

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リクルートライフスタイルは1月23日、新しい新卒採用の方法として「新・新卒採用」を実施すると発表した。内定を獲得すると、卒業後2年以内の4月・10月から入社時期を選べる「入社パスポート」などの制度を設ける。

「最終面接パスポート」は他社に入社した後も使用可能

応募できるのは大学3年生の3月から27歳まで。既卒者も対象となるだけでなく、就業経験があっても3年以内であれば応募できる。365日いつでもエントリー可能だ。

交付される2種類の「2 Year パスポート」には、「入社パスポート」と「最終面接パスポート」の2種類がある。

内々定を獲得し、「入社パスポート」を交付されると、卒業後もしくは交付後2年以内の4月・10月から入社時期を選ぶことができる。また2次面接を通過し、「最終面接パスポート」の交付を受けると、2年間いつでも最終面接から選考を開始できるという。

卒業後に、留学や長期の海外旅行などに行きたいという学生などを想定しているという。また「最終面接パスポート」は他の企業に入社後も使える。一度就職したものの合わなかった、という際に使いたいところだ。

ほかにもOB・OG訪問よりも気軽に参加できる社員座談会「Worker ZOO」や、じゃらん編集長などを招いて恋愛について語り合う「恋会議」などキャリアについて考えるためのイベントを実施する予定だ。

同社の人事部・人材開発グループマネージャーの飯田竜一氏は、以下のようにコメントしている。

「大学1年生からキャリアについて考える。実務を経験して仕事を知る。留学などやりたいことに時間を使ってから就職する。これまで私たちが行っていた新卒採用だけでは応えきれなかった機会を創出し、一人ひとりに最適な"働く"がみつかるよう、幅広い生き方をサポートできる環境を整えてまいります」

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