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カンヌ国際映画祭やカイエ・デュ・シネマ誌も絶賛! 『ありがとう、トニ・エルドマン』6月公開

2017年01月23日 18:32  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Komplizen Film

 第69回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した映画「Toni Erdmann」が、『ありがとう、トニ・エルドマン』の邦題で6月に日本公開されることが決定した。


参考:第69回カンヌ国際映画祭はなぜ多くの映画ファンから怒りを買った? 映画祭の歴史と経緯から考察


 本作は、『恋愛社会学のススメ』のマーレン・アデ監督が手がけた人間ドラマ。コンサルタント会社で働く娘のイネスとの関係がうまくいっていない父親ヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを訪れ、数日間をともに過ごしてドイツへ帰国する。しかし、ホッとした彼女のもとに、“トニ・エルドマン”という別人になった父が現れる……。


 第89回アカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表に選出されているほか、第29回ヨーロッパ映画賞では、作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞の主要5部門を制覇。カイエ・デュ・シネマ誌やスクリーン・インターナショナル誌などでも2016年の映画ベスト1に輝いている。(リアルサウンド編集部)