トップへ

MotoGP:ストーナーは「アドバンテージをさらにもたらしてくれる」とドゥカティ

2017年01月23日 17:02  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ケーシー・ストーナー
2度のMotoGPチャンピオンであるケーシー・ストーナーは、引退後もテスト走行を行うことでドゥカティに「ライバルに対するアドバンテージ」をもたらしていると、スポーツディレクターのパオロ・シアバッティは確信している。

 ストーナーは、2012年のシーズンファイナルでMotoGPを引退。2013年からホンダでテストライダーを2年務めた後、2016年からドゥカティのテストライダー兼アンバサダーとして戻ってきた。

 16年はドゥカティで4回のテスト走行を実施したストーナー。ワイルドカードとしてレースに参戦する噂もあったが、ストーナーはこれを断ったという。

 2017年は、1月25日と26日にセパンで行われるプライベートテストに参加し、ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロとともに新型デスモセディチのテスト走行を行う。

 シアバッティは、ドゥカティでタイトルを獲得したライダーであるストーナーを「一流のトップテスター」と表現し、彼の仕事が利益をもたらしていると語った。

「我々には並外れた独自の才能を持つケーシーがいて本当に幸運だ」とシアバッティ。

「これは大きなメリットだ。ライバルに対してのアドバンテージをさらに我々にもたらしてくれる」

「ライバルチームが同じような人材をもてるとは思わないね。我々には特権がある。幸運なことにケーシーのスキルを活用しようとしているんだ」

「彼は世界中のレーストラックのひとつひとつで、バイクをできる限り競争力のあるものに改善するために、多くの洞察を与えてくれるだろう」