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ティム・バートン新作『ミス・ペレグリン』インタビュー映像 「夢のように謎めいている」

2017年01月23日 12:42  リアルサウンド

リアルサウンド

『ミス・ペレグリン』(c)2016 Twentieth Century Fox

 ティム・バートン監督最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』より、メイキング画像とインタビュー映像が公開された。


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 本作は、2011年に出版されたランサム・リグズの小説「ハヤブサが守る家」を基にバートン監督が手がけたファンタジー映画。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクが、不思議な屋敷に住むミス・ペリグリンや特殊な力を持つ子どもたちと共に、屋敷に迫る脅威に立ち向かう模様を描く。


 このたび公開されたのは、バートン監督のインタビュー映像。バートン監督が撮影や、舞台となる屋敷についてなどを話している姿が収められている。「実際にある古い写真から、物語を作ったのが気に入った。ランサムが奇怪な写真から紡ぎだした物語は説得力があり、とても力強く夢のように謎めいている」とバートン監督は語っている。


 製作を務めるジェノ・トッピングが「読んだ瞬間、ティム・バートンが監督としてぴったりだとわかったわ」と話すように、バートン監督は「子どもの時に感じた、自分は人とは違うという気持ちは決してなくならないものだ。それは一生ついてまわる。私は“変っている”というレッテルを貼られた。なぜなら子どもなのにモンスター作品が大好きだったせいだ。人は子どもの頃とか、時にはもう少し後になってから、そういう経験をするものだ。同じように感じている人はたくさんいる」と、自らの体験と本作のつながりについて言及している。


 また、ミス・ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンについては、「鳥に似ているのが都合がいい」と語り、主人公ジェイクについては、「『ヒューゴの不思議な発明』のエイサが頭の中にあったが、会ってみたら180センチにまで成長していて本当に驚いたよ」とコメント。なお、1月30~31日に来日するバートン監督は、本作をイメージしたレッドカーペット・セレモニーと来日記者会見に登壇する予定だ。(リアルサウンド編集部)