【動画】ROC：ウェーレインが横転、大クラッシュ。駆け寄ったマッサ「怖かった」

パスカル・ウェーレインがレース・オブ・チャンピオンズで大クラッシュを喫した。幸いけがはなかったものの、国別対抗戦は欠場した。

　21、22日にアメリカでの初の大会としてマイアミの野球場マーリンズパークで開催された2017年のレース・オブ・チャンピオンズ。初日に行われた個人戦ROCのグループBで三輪のポラリス・スリングショットを駆り、ウェーレインはフェリペ・マッサと対戦、レース終了時に事故が起きた。ウェーレインはレーンを分けるバリアに接触、すぐ前を走っていたマッサに追突。ウェーレインのマシンは横転してコース外側のバリアにクラッシュして止まった。

　幸いウェーレインと同乗者をはじめ、けが人は出なかった。しかしウェーレインは翌日の国別対抗戦ネイションズカップは、大事をとって欠場することになった。

「本当に大きな衝撃だった」とウェーレイン。
「まず右フロントがバリアに当たり、その後、フェリペ（のマシンのタイヤ）に乗り上げてしまった。フェリペの方ばかり見ていたせいでバリアにヒットしてしまったのかもしれない」

　マシンを止めた直後にウェーレインに駆け寄ったマッサは、けが人が出たのではないかと考えて「本当に怖かった」と認めた。
「レースがちょうど終わったところで、直進しなければならず、僕は自分のラインを走っていた。彼のマシンのどこかが壊れたんじゃないかな。彼はこっちのラインに寄ってきたんだ。マシンが跳ねて、とても大きな事故だった」

Pascal Wehrlein and his passenger walked away from a big crash at #ROCMiami. https://t.co/x1mXvlxydi— Race Of Champions (@RaceOfChampions) 2017年1月21日