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西武池袋でバレンタイン催事がスタート、ギフトより自分への「ご褒美チョコ」目立つ

2017年01月20日 21:13  Fashionsnap.com

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「チョコレートパラダイス2017」前夜祭の様子 Image by: FASHIONSNAP
西武池袋本店で、バレンタインに向けた催事「チョコレートパラダイス2017」が1月21日にスタートする。7階に関東最大級となる国内外約120ブランドを集積したバレンタインセンターを開設。開幕前夜は女性客約500人を招待し、試食・販売会を実施した。

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 西武池袋本店では年々バレンタインセンターの売上が年々伸びているといい、昨年は10年前と比較して4倍に達したという。今年は「世界を巡るスイートな旅」をテーマに、女性が女性に送りたくなるような「女性同士のバレンタイン」を展開。同店の女性従業員740人を対象に行ったアンケート結果に基づき、美と健康を意識したハイカカオチョコレートや、自分へのご褒美チョコに適した限定品、コスメに見立てたフォトジェニックなチョコ、ファッションブランドとのコラボアイテムなど約1,000種類を取りそろえている。
 前夜祭では限定品を求めて「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)」や「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」に来場客が殺到したほか、海外セレブから人気があり、限られた顧客のみに販売されているロサンゼルス発のプライベートチョコレートブランド「イヴァン・ヴァレンティン(YVAN VALENTIN)」を目的に参加した人も多かった。30代の女性は「マックス ブレナー(MAX BRENNER)」の注射器に見立てたチョコレートに興味があるといい、「見た目が面白いものは気分があがる」とコメント。来場者の中には試食用のチョコレートを写真に収めたり、来場していたショコラティエと記念撮影を楽しむ人も見られた。
 来場客のチョコレート購入の目的はギフトではなく「自分への"ご褒美チョコ"」を挙げる人が圧倒的に多く、「ギフトとして贈るのがもったいないから自分で食べる」「自分用にまず買って食べて、美味しかったら友人に勧める」といった回答があった。従来の日本のバレンタインは「女性から男性へ贈る」ことが習慣となっていたが、現代は「自分のためにチョコレートを買う」スタイルが定番のようだ。
 そごう・西武では昨年よりも10日間早くオンラインでの予約販売をスタート。現時点で昨年比2倍以上の好スタートを切っているといい、今年も例年通りの盛り上がりが期待される。売上目標は前年比110%。
■チョコレートパラダイス2017会期:2017年1月21日(土)~2月14日(火)会場:西武池袋本店7階=催物場
公式サイト