世界ラリー選手権(WRC)第1戦モンテカルロは19日、SS1~2が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が暫定首位。ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が暫定3番手となっている。
■Mスポーツ
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC):デイ1 総合2番手
「暗闇のなかでスタートするラリー・モンテカルロは、いつだって難しいけど、まずまずの結果だったと思う」
「なるべくリスクを避けて確実に、そして速く走ることができた。まだ最初の2ステージだけどね。明日はまったく違った展開になるだろうから、チームと相談して引き続きベストを尽くすよ」
●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC):デイ1 総合5番手
「とてもトリッキーな1日だった。マシンのフィーリングは良かったけれど、もっとリズムを掴まないといけないね」
「まだまだラリー序盤だけど、しっかり走りきることができて良かった。明日は、よりチャンレンジングなステージが続くから、しっかり集中して挑むよ」
■ヒュンダイ/ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC):デイ1 総合首位
「今日はマシンに戦闘力がそなわっているのかどうか、確かめる1日だった」
「今日走ったステージはタフなものだったけれど、しっかりとしたスタート切れたと思うよ。まだラリーは始まったばかりだし、これから改善が必要な箇所も出てくるだろうけどね」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC):デイ1 総合8番手
「オープニングから、しっかりと走りきることが重要だった」
「ヒュンダイi20クーペWRCのフィーリングは想像以上に良かったよ。マシンには充分な戦闘力が備わっていると思う。手応えを得たことで、僕自身も戦闘モードに入っている」
●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC):デイ1 リタイア
「このような形でシーズン最初のラリーをスタートさせるつもりはなかった」
「僕たちはオープニングステージ終盤にあったアイスバーンに足をとられてしまったんだ。バランスを崩したマシンは横転し、為す術がなかった」
「今日の事故については、信じられないほどの悲しみを感じている。アクシデントに巻き込まれた方のご家族と、その友人に心からお悔やみを申し上げたい」
■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC):デイ1 総合4番手
「ライバルのひとりがコースオフしたことで、SS1がキャンセルされた。誰もがこういう形でシーズンのスタートを迎えたくはなかったと思う」
「SS2は、特に最初の何台かがライン上に砂利を撒いたことでトリッキーだった。僕のように用心深く走りすぎると、これだけ時間がかかってしまうんだ」
「今日の走行で、マシンに関して新たなことをいくつか学べたし、競技のスタートとしては満足だ」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンDS3 WRC):デイ1 総合7番手
「SS2を走り終えた後、自分のタイムを聞いた時は嬉しかったよ。僕のマシンは2017年型WRカーより、遥かに遅いと思っていたからね」
「ステージ中、いくつかの場面で路面コンディションを判断するのが難しかったけれど、楽しみながら走ることができた。新シーズンの始まりとしては満足しているよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC):デイ1 総合9番手
「SS2のコースコンディションは特殊で、基本的にはターマック(舗装路)だけど、一部は濡れていて滑りやすく、至るところにアイスバーンが広がっていた」
「ミスを犯さないように注意して走ったけれど、少し慎重すぎたかもしれない。また、今日は車高がやや低く、マシンが地面と接触することもあったので、サービスでセッティングを少し変更してデイ2に臨むよ」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC):デイ1 総合3番手
「マシンのフィーリングは良く、満足のいく走りができた。SS3番手というタイムは、正直に言えば自分の期待を上回る結果だ」
「ラリーはまだ始まったばかりだけど、明日以降も安定した走りを続けたいと思っている」