そのバトルは、スーパーGTで活躍するAUTOBACS RACING TEAM AGURIの代表/監督を務める鈴木亜久里、そしてエグゼクティブアドバイザーの土屋圭市というふたりによって争われる。元F1ドライバーの亜久里と、“ドリフトキング”土屋は2000年のJGTC全日本GT選手権で初めてドライバーとしてコンビを組んだが、その後も二人三脚でARTAを率いている間柄だ。
そんなふたりの対決は、スーパーGT300クラス車両で争われる。亜久里がドライブするのは、2015年までGT300クラスを戦ったARTA CR-Z GT。一方土屋がドライブするのは、最新のFIA-GT3車両であるARTA BMW M6 GT3となっている。
亜久里のARTA CR-Z GTは、ハイブリッドを積みJAF-GTの俊敏性とともに、一発のタイムは驚速。一方土屋のARTA BMW M6 GT3は、パワフルなエンジンと大柄なボディには見合わぬコーナリング性能をもつ。また、GT3カーならではの電子制御も備えている。2台の特性の違いを含めて楽しみな対決となりそうだ。