鈴鹿サーキットは1月20日、2016年のに顕著な活躍をした個人、団体を表彰するモータースポーツ顕彰を発表した。今年度はチーム・セルモが選出されている。
モータースポーツ顕彰は鈴鹿サーキットが、1987年よりモータースポーツの発展やファン拡大につながる顕著な活躍、功績を残した個人/団体を対象に選出しているもの。
今年度も東京運動記者クラブモータースポーツ分科会、日本モータースポーツ記者会(JMS)、日本レース写真家協会(JRPA)、ロードレース記者会の協力のもと、受彰者が選ばれた。
2016年モータースポーツ顕彰には、鈴鹿で開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦レース1で国本雄資が優勝したほか、ドライバーズチャンピオンを獲得。さらにチームチャンピオンも獲得したチーム・セルモが選出された。
また、セルモはスーパーGT第6戦でも優勝しており、昨年は鈴鹿サーキットでの活躍が光った。
一方、2016年に特別な活躍をした個人、団体が対象となるモータースポーツ特別顕彰には、日産自動車大学校とチーム・グリーンが選ばれている。
KONDO RACINGとコラボレーションし、モータースポーツを通じて学生の人材育成プログラムを行っている日産自動車大学校は、発足5年目となる昨年、スーパー耐久でシリーズタイトルを獲得した。
また、全日本ロードレース選手権に参戦したチーム・グリーンは、同選手権で活躍するとともにFIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて1997年以来17年ぶりとなる2位表彰台を獲得した。
2016年の活躍と2017年のさらなる活躍が期待される四輪、二輪選手に贈られる2017年ライジングスターアワードは、四輪部門は全日本F3選手権でシーズン7勝をマークしてシリーズチャンピオンに輝いた山下健太が獲得。
二輪部門には、全日本ロードレース選手権ST600クラス参戦2年の榎戸育寛が選ばれた。
このモータースポーツ顕彰の贈呈式は、3月5日(日)に鈴鹿サーキットで開催されるモータースポーツファン感謝デーの中で行われる。