トップへ

マイケル・ダグラス 「ドナルド・トランプはマヌケじゃない。せめて100日様子を見るべき」

2017年01月20日 11:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「まあ、しばらく様子を見てあげて」とマイケル・ダグラス
アメリカの新大統領に選ばれたドナルド・トランプ氏だが、国民の多くは今もなお「納得などできない」として底知れぬ不安を抱いている。そんな中、トランプ氏とはゴルフ仲間という俳優マイケル・ダグラスが同氏を擁護。「彼は決してマヌケな男ではない」などと述べ、今から「トランプにはムリ」と決めつけている人々に理解を求めた。多くのセレブ達は選挙戦終了後にトランプ氏批判や擁護をストップしているが、マイケルはおさまらぬトランプ叩きを静観してはいられなかったようだ。

多くの“アンチ”トランプ派にとって、「ドナルド・トランプ氏ならやれる」「彼の言うことは正しい」などというセレブはまさに敵。へたをすれば自分に飛び火することを恐れ、口を閉ざしたセレブは少なくない。そんな中、トランプ氏とは一緒にゴルフをする仲という俳優マイケル・ダグラスが『hubculture.com』の取材を承諾し、同氏についてこう語った。

「ああ、次期大統領ドナルド・トランプ氏のことは個人的にも知っているよ。一緒にゴルフをしたこともある。僕と妻は誕生日が同じなんだけど、誕生日パーティに彼を招いたこともあるんだ。」
「僕は、彼のことをずっと魅力のある男だと思ってきた。自虐ユーモアのセンスもあるし。でも(誰かと一緒に)ゴルフをして分かるのは、政治や宗教については話さない方が良いってことさ。」

それゆえに“政治家”トランプ氏の手腕については把握しかねている様子だが、マイケルはこのように提案している。

「僕はこう思う。待つしかないって。」
「ドナルドはマヌケじゃない。だから僕は、どのような展開になるのか興味があるよ。」

ちなみにマイケルは、選挙期間中はヒラリー・クリントン氏の支持を表明。トランプ氏については政権に関わるスタッフの選択に不安があるとしていた。しかしトランプ氏が当選した今は、「少なくとも100日は様子を見るべき」と考えているとのこと。すでに「トランプでは無理だ」と諦めモードの人達にまずはチャンスを与えるよう促しているが、大きな不安を抱えたまま今後のアメリカにつき悲観する人はまるで減っていない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)