2017年のMotoGPに参戦するモビスター・ヤマハは19日、スペイン・マドリードで体制発表会を開催。17年シーズンへ投入する新型YZR-M1をお披露目した。
16年シーズンはバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソを起用し、ランキング2位、3位を獲得したヤマハ。17年はロレンソに代わり、マーベリック・ビニャーレスを起用してタイトル獲得へ挑む。
そんなヤマハが19日に体制発表会を実施。この場で新型マシンのYZR-M1がお披露目された。
この17年型マシンは昨年までのマシンをベースに、シャシーやスイングアーム、サスペンションなどを改良している。
カラーリングは、昨年までのものを踏襲しながらも、より深いブルーが使われているほか、チームをスポンサードするモビスターロゴにも手が加えられた。
また、ビニャーレスはヤマハ移籍後、初の公の場。「最高の気分だ」と心境を明かした。
「チームには、もう溶け込んでいて家族の一員のような気分だ。今シーズンは、これまで以上に全力を尽くして、最高の走りを披露するよ」
今年でMotoGPトップクラス参戦18年目となるロッシも「この体制発表会は特別な気分になるね。シーズンを戦う準備は整っているよ」と意気込みを語った。
なお、明日1月20日にはドゥカティが新車発表会を開催する。