ちょっと変わったペットとして昨年、テックインサイトでお届けしたのがハンガリーの国宝「マンガリッツァ」。豚でありながら毛むくじゃらで、羊のような姿が話題をさらった。一方、犬や猫と比べると比較的安価で購入することができるミニ豚は、キレイ好きで賢く体臭もほとんどないため日本でもペットとして飼う人がいる。成長すると30キロから50キロになると言われるが、カナダで飼われているミニ豚の“エステル”は平均を優に超える巨体が自慢だ。『thesun.co.uk』が伝えている。
カナダのオンタリオ州に住むスティーブ・ジェンキンスさんとデレック・ウォルターさんの元に、メスのミニ豚“エステル”がやってきたのは5年前のこと。当時1.8キロだったエステルはあれよあれよという間に巨大化し、現在は平均の9倍の290キロにもなる。メスのホッキョクグマの平均体重が250キロであるというから、エステルがいかに大きいかおわかりになるだろう。
エステルここまで大きく育ったのにはそれなりの理由がある。スティーブさんによると、エステルは果物、野菜、オーツ麦はもちろん、「ベン&ジェリーズ(Ben & Jerry's)」のスーパープレミアムアイスクリームやケーキなど甘いものには目がないのだという。そしてたらふく食べた後は、大きな体でカウチを占領しゴロンと横になる。まさに「寝る子は育つ」だ。
エステルの寝顔に癒されるというスティーブさんは「エステルが大きくなるのは仕方ないさ。いくら食費がかさもうと彼女を手放す気はないよ」と語ると、こう付け加えた。
「エステルはいつも笑顔なんだ。豚ってあんなふうに笑うものなのかな? その辺はよくわからないけど、僕たちはエステルがとびきりスペシャルな豚だって思っているんだ。」
ダイエットとは無縁のエステル。これからもまだまだ大きくなりそうだ。
出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)