外見を一切見ずに合コンをしたらどんなカップルが生まれるのだろうか。イベント企画を行う「いろもの」は1月12日、暗闇の中相手の顔を見ずに行という変わった合コンを開催することを発表した。
開催日は2月11日で、東京都世田谷区にある地下室が会場だ。アイマスクを着用した参加者の男女3対3が、相手の手を触れたり、匂いを嗅いだりしながら「ビビッとくる相手」を見つけるという内容だ。
会話だけでなく「匂い」と「握手」で相手を判断
暗闇コンは12時、14時、16時、18時の4回実施され、参加費は男性が6000円、女性が3000円となっている。参加条件は男女ともに「外見を排除した出会いを求めているひと」とあり、かなりユニークだ。概要は以下の通り。
・真っ暗な地下室・「3対3」の男女・制限時間は90分
・連絡先を交換できるのは、カップリングした男女だけ
・「会話」と「匂い」「握手」でカップリング
合コンのプロセスは、まず女性から先に入室し、アイマスクを着用して男性を待つ。遅れて入室するアイマスク着用の男性が着席したらドリンクをオーダーし、暗闇合コンがスタート。飲食中もアイマスクで視覚は遮られているため、手探りで食べる。視覚以外の4感（聴覚、触覚、嗅覚、味覚）をフルに活用しながら、自分が今何を食べているかを当てるのも楽しみになりそうだ。
面白いのが「匂いくらべ」と「握手くらべ」だろう。好感を持つのに相手の匂いは重要な要素だろう。体臭がキツイ、苦手な匂いであれば長く付き合うのは難しそうだ。握手くらべでは相手の手の触感が好みかどうかを探る。デートで手をつなぐシーンを想像できそうだ。
どちらもトラブル防止のために女性から男性に近づく。通常の合コンで相手に触れたり嗅いだりすればドン引きされてしまいかねないが、それが可能とは興味深い。
イベントが終了すると女性、男性の順に退室。いいなと思った人の名前を記入してスタッフに渡し、めでたくマッチングした場合は、登録したアドレスに連絡が行く。そこで初めて相手の顔を見ることになる。
ネットでは、「そんなのあるんだ！笑 発想は面白いね しかし、怖いね、笑」「暗闇合コンだれか試して」など評判は上々の様子。果たして、カップルは成立するのだろうか。
