すでに本国では昨年にマイナーチェンジが行われていたフィアット・パンダの最新モデルが上陸。対象となるのは875ccの直列2気筒直噴ターボに5速のロボタイズドMTであるデュアロジックを組み合わせる『イージー』で、1月21日より発売開始となる。
今回のマイナーチェンジ最大の特徴は、ステアリングホイールとメータークラスターのデザインが一新された点だ。
ステアリングホイールをより握りやすい形状とした上で、下部底面をフラットにした“Dシェイプ”とすることで、ドライバーの足がステアリングホイールに当たらないよう配慮。日常ユースでの使い勝手向上に配慮した変更が施された。
また、メータークラスターは、文字フォントを見やすくし視認性の高いデザインに変更。ほかにも、ファブリックシートをステッチ入りのバイカラーに、ダッシュボードパネルのカラーは落ち着いたブラックに統一するなど、細部までよりモダンな雰囲気に統一されながらも、現行パンダの特徴である“マル四角い”デザインキューである『スクワークル』のテイストが、さらに活かされるデザインとなった。
エクステリアでは足元のホイールもこれまでと比べてよりモダンなデザインにアップグレードにされているほか、機能面では30km/h未満での走行中にレーザーセンサーが前走車を探知し、追突する可能性があると判断した場合に自動でブレーキを作動させるシステム『シティブレーキコントロール』を装備。
上り坂で約5%以上の勾配を感知すると自動的に作動する坂道発進補助機能『ヒルホールドシステム』を引き続き標準搭載するなど、安全装備面でのダウングレードはない。
マイナーチェンジによるデザイン変更や安全装備の標準化を含めて、価格は据え置きとなる213万8400円。ボディカラーは全4色で、アモーレレッドの外装色のみ、オプションでレッドのシートカラーが用意される。
公式HP:http://www.fiat-auto.co.jp/panda/