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湯浅政明×吉田玲子×ねむようこ『夜明け告げるルーのうた』公開決定 疾走感溢れる予告も明らかに

2017年01月19日 11:32  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2017ルー製作委員会

 長編アニメ『夜は短し歩けよ乙女』の公開を控える湯浅政明監督作、『夜明け告げるルーのうた』のメインキャストと公開日が決定し、あわせて予告映像も公開された。


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 本作は、アニメ『四畳半神話大系』『ピンポン THE ANIMATION』を手掛けた湯浅政明監督が、完全オリジナル作品として臨む長編アニメーション。寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えて日々を過ごしていた。自分で作曲した音楽をネットにアップすることが唯一の楽しみであったカイが、人魚の少女・ルーとの出会いをきっかけに、少しづつ周囲へ心を開いていくのだが……。


 本作の主人公・カイ役を演じるのは、映画『くちびるに歌を』で注目を集めた下田翔大。人魚の少女・ルー役を『君の名は。』の谷花音が演じるほか、ルーのパパ役を篠原信一、漁師役を千鳥の大悟とノブが、それぞれ演じている。脚本は、『けいおん!』シリーズや『ガールズ&パンツァー 劇場版』の吉田玲子が務め、音楽は『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の村松崇継が担当している。また、キャラクター原案は、漫画『午前3時の無法地帯』などを生み出した漫画家・ねむようこが務めている。


 公開された予告映像は、毎日を憂鬱に過ごすカイが、ルーと出会うシーンから始まる。その後、ルーの不思議な力に巻き込まれていくカイたちの様子が、湯浅監督ならではのビビットな配色や疾走感のある演出で表現されていく。また、キャストが歌う斉藤和義の代表曲「歌うたいのバラッド」も披露されている。


■谷花音(ルー役)コメント


私が演じた人魚・ルーは、天真爛漫で、歌とダンスが大好きなキャラクターです。友達と一緒に力をあわせて、海の仲間を助ける友情もありますし、ルーをはじめ、かわいい海の仲間たちがたくさん登場しますので、ぜひ見てください!


■下田翔大(カイ役)コメント


僕が演じたカイは、思春期特有の恥ずかしさによって“本当の気持ち”を素直に伝えることができない中学生です。もやもやした気持ちがとても繊細に表現されていて、きっと共感していただけると思います。そんなカイが、歌によって心を開いていく姿をぜひ見ていただきたいです!


■篠原信一(ルーのパパ役)コメント


この映画は、やはり親子愛ですね。実の娘を思う気持ち、ルーを思う気持ちで、そのまま演じました!花音ちゃん、下田君のふたりは本当に上手ですね!ふたりがそのまま映画のキャラクターになったようで、ぴったり!私もパパ役として楽しく参加させてもらいました。(リアルサウンド編集部)