湯浅政明監督のアニメーション映画『夜明け告げるルーのうた』が5月19日から全国で公開される。
森見登美彦原作の監督作『夜は短し歩けよ乙女』の公開を4月に控える湯浅政明。初のオリジナル劇場用新作映画となる『夜明け告げるルーのうた』では、人魚が災いをもたらす存在だと伝えられる漁港の町・日無町を舞台に、中学生の少年・カイと人魚の少女・ルーの出会いと別れが描かれる。
ルーの声を演じるのは谷花音。作曲が趣味で、ルーとの出会いをきっかけに鬱屈した心を開いていくカイ役を下田翔大が演じる。さらにルーの父親役に篠原信一、漁師役に千鳥の大悟とノブがキャスティングされている。主題歌は斉藤和義の“歌うたいのバラッド”。
キャラクター原案は漫画『午前3時の無法地帯』などのねむようこ、共同脚本は『ガールズ&パンツァー』などの吉田玲子が担当。音楽は『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の村松崇継が手掛ける。
■谷花音のコメント
私が演じた人魚・ルーは、天真爛漫で、歌とダンスが大好きなキャラクターです。友達と一緒に力をあわせて、海の仲間を助ける友情もありますし、ルーをはじめ、かわいい海の仲間たちがたくさん登場しますので、ぜひ見てください!
■下田翔大のコメント
僕が演じたカイは、思春期特有の恥ずかしさによって“本当の気持ち”を素直に伝えることができない中学生です。もやもやした気持ちがとても繊細に表現されていて、きっと共感していただけると思います。そんなカイが、歌によって心を開いていく姿をぜひ見ていただきたいです!
■篠原信一のコメント
この映画は、やはり親子愛ですね。実の娘を思う気持ち、ルーを思う気持ちで、そのまま演じました!花音ちゃん、下田君のふたりは本当に上手ですね!ふたりがそのまま映画のキャラクターになったようで、ぴったり!私もパパ役として楽しく参加させてもらいました