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バトンが新たな活動をスタート。ホンダ・シビックGRCをテスト

2017年01月19日 08:31  AUTOSPORT web

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グローバル・ラリークロスに参戦するOMSEホンダ・シビック・クーペ
昨年末でF1レギュラードライバーの座から退いたジェンソン・バトンが、新たな活動を始動した。ラリークロスへの参戦を検討するなかで、セブリングでホンダ・シビック・クーペのラリークロスカーをテストした。

 18日、バトンはスウェーデンのオルスバーグMSEチームで初めてシビック・スーパーカーのテストを行った。    

「彼はマシンを気に入っていた。とてもうまくやっていたね」とOMSEのオーナー、アンドレアス・エリクソンが語った。OMSEは昨年、北米で行われるグローバル・ラリークロスにホンダ・シビック・クーペで参戦した。

「ジェンソンは楽しんでいたよ。自分に何ができるか、どれだけ速く走れるかといったことを、彼は確かめたかった。それで我々はその答えを得るための手助けをしたのだ」

「我々はホンダと緊密に働いているため、彼がうちのチームでテストをするのは自然なことだった」

 バトンが今シーズン、同チームから参戦する可能性について聞かれ、エリクソンは「まだ何の準備もしていないし、何も始まっていない。ひとつひとつ物事を進めていく」と答えた。

 バトンの父ジョンが1970年代終盤にラリークロスに参戦していた関係で、バトンはF1引退後にはラリークロスに出場したいと述べている。今年はマクラーレン・ホンダF1チームのリザーブドライバー兼アンバサダーを務めるが、他の活動の選択肢としてラリークロスを挙げていた。
 
 バトンはInstagramにテストの写真と動画をアップし、チームに対して感謝の言葉を添えている。