エド・カーペンター・レーシングは、2016年に引き続きスペンサー・ピゴットをロード/ストリートコースで起用することを明らかにした。
エド・カーペンターがオーナードライバーを務めるエド・カーペンター・レーシング。カーペンターは、2013年いっぱいでロード/ストリートコースへの参戦を止め、オーバル戦に集中。代わりのドライバーがマシンをシェアしてロード・ストリート戦に参戦している。
2015年にインディライツを制したピゴットは、レイホール・レターマン・ラニガンからインディカーデビューを果たし、開幕戦とインディGP、インディ500にスポット参戦した。
その活躍が認められ、シーズン中盤にはエド・カーペンターとマシンをシェアするかたちでエド・カーペンター・レーシングの20号車のシートを獲得。ロード/ストリート戦に参戦し、ロード・アメリカとミド・オハイオ戦ではトップ10入りを果たしている。
ピゴットは2017年も引き続きエド・カーペンター・レーシングのシートをゲット。ロード/ストリート11戦への出場が決定した。
「ルーキーイヤーで多くのことを学んだ。その経験を積み重ねる機会を楽しみにしているんだ。トップで戦うチームだということを知っているし、僕たちはそれを2017年に挑戦しようとしているよ」とピゴット。
オーナー兼ドライバーのカーペンターは、「ルーキーとして昨シーズンの途中にチームに入るのは難しい状況だった。スペンサーはこのスポーツでタイトルを狙える候補になる可能性があると信じているし、その可能性を最大限に引き出すことに集中したいね」とピゴットを評価。
「シーズンが始まる前に、オフシーズンに開発を続けることができるのは素晴らしいことだ。僕たちはスペンサーと強力なシーズンを送れるこだろうと予期しているよ」とカーペンターはコメント。
チーム・ペンスキーに移籍したジョセフ・ニューガーデンの代わりには、JR.ヒルデブランドが加入。インディ500で3台体制を敷きピゴットを参戦させるかどうかは、まだ明らかにしていない。