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部分自動運転や軽量化など、大幅進化を実現した7代目『BMW5シリーズ』が登場

2017年01月18日 15:51  AUTOSPORT web

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新型「BMW 540i」(写真は欧州仕様)
メルセデス・ベンツEクラスやアウディA6などと並ぶEセグメントサルーンの代表格として、BMWの屋台骨を支える第7世代の『5シリーズ』が、昨年の本国発表に続いていよいよ日本上陸。523d、530i、540i、540i xDriveが2月11日より、530eと523iが遅れての登場となる。

 今回、約7年ぶりのモデルチェンジとなった5シリーズは、先行して新型に移行したメルセデス・ベンツEクラスに負けじと、部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システムを採用している。

 フロントウインドウに設置されたステレオ・カメラが車線および前方車両を検知し、ステアリングに操舵力を加えることで高速走行時に車線の中央付近を走行しやすいようにサポートを行なう「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」や、ボディサイドの前後左右に設置された4つのセンサーが車両側面の交通状況を監視し、隣車線で走行する車両が自らの車線に入ってくるなど、側面衝突の危険性が高まった場合にはステアリング操作に介入し衝突を回避する「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」、ハザードフラッシュによる後続車への追突警告など、先進的な新機能が満載されている。

 また、一足先に新世代モデルとなった7シリーズ同様、インターフェースも革新的。2画面分割構成も可能なBMW独特の10.2インチワイドタッチパネルは、3Dカメラがドライバーの手の動きを認識して、ジェスチャーにより車載コントロール・システムの操作を可能とする「ジェスチャー・コントロール」機能も備える。


 アルミニウム合金、高張力鋼板、マグネシウム合金を積極的に採用することにより、先代モデルと比較して約80kgの軽量化を実現したこの新型5シリーズのラインアップには、導入当初よりクリーン・ディーゼル搭載の523dや、新たな駆動モデリングを採用した4輪駆動の540i xDriveなどを用意。

 遅れてプラグインHVの530eやエントリーグレードの523iなどの追加も予定されている。また、他のラインアップ同様、各グレードにスタンダード/ラグジュアリー/Mスポーツのデザイントリムも設定される。

 価格は523iの599万円から、540i xDrive Mスポーツの1017万円までとなっている。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル 0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp