トップへ

AJフォイト、シボレーエンジンへのスイッチを正式発表。近日中にテストも実施

2017年01月18日 14:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2017年、シボレーエンジンへのスイッチを正式発表したAJフォイト・レーシング
インディカー・シリーズに参戦するAJフォイト・エンタープラゼスは17日、2017年からシボレーエンジンにスイッチすることを正式に発表した。

 アメリカンモータースポーツのレジェンド、AJ・フォイトが率いるAJフォイト・エンタープライズは、2006年シーズンから10年以上に渡り、ホンダエンジンを使用。2013年からは佐藤琢磨を起用してシーズンを戦ってきた。

 しかし、チップ・ガナッシ・レーシングが17年からホンダエンジンへスイッチすると発表したことを受け、昨年10月頃にはAJフォイトがシボレーユーザーへ復帰するとの報道がなされていた。

 12年ぶりのシボレー陣営復帰に際し、チーム・マネージャーのラリー・フォイトは「古い友人であるシボレーと、新たな物語を紡ぐことを楽しみにしている」と語った。

「このオフシーズンに、チームの体制には大きな変化が起きているが、その影響を最小限に抑えるべく努力している」

「2017年シーズンには強い期待を抱いているよ」

 また、シボレー・モータースポーツのマーク・ケントも「シボレーとフォイトは、どちらもインディカーで長い歴史を持つ。彼らと手を組む2017年シーズン開幕が待ち遠しい」と期待を寄せた。

 なお、チームのドライバーであるコナー・デイリーとカルロス・ムニョスは、どちらも昨年ホンダエンジンユーザーだったこともあり、チームはエンジンとエアロキットの試走を兼ねて、近日中にセブリング・インターナショナル・レースウェイでプライベートテストを実施する予定だ。

 なお、昨年までAJフォイトに所属していた琢磨は、ホンダエンジン勢であるアンドレッティオートスポートへの移籍が決定している。