トップへ

隈研吾の回顧展やビームス&無印良品の限定店も、バンクーバーで日本文化の体験イベント開催

2017年01月18日 12:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ジャパン・アンレイヤード
KKAA(隈研吾建築都市設計事務所)とカナダを中心に展開するシティビルダーの「ウェストバンク(westbank)」が、日本の現代建築やデザイン、カルチャーに焦点を当てたイベント「ジャパン・アンレイヤード(Japan Unlayered)」を開催する。会場は、ウェストバンクが手がけたバンクーバーのラグジュアリーホテル「フェアモント・パシフィック・リム(Fairmont Pacific Rim)」。入場無料で一般公開する。会期は1月27日から2月28日まで。

日本文化伝えるイベント、バンクーバーで開催の画像を拡大

 「ジャパン・アンレイヤード」は、「触れる、味わう、見る、聞く、香る」といった五感を通して日本文化を体験するイベント。KKAAをはじめ、「フェアモント・パシフィック・リム」のディベロッパー兼オーナーを務めるウェストバンクとPetersonがパートナーシップを組み、展覧会をキュレーションする。日本が生んだ「レイヤリング(Layering)」の哲学にフィーチャーし、その代表として隈研吾の作品に見られる「レイヤリングすることで全体を創造する」技術を紹介する回顧展を開催。初期に制作した小規模な作品から現在取り組んでいる大規模な作品までをそろえ、ホテルのメインエントランスには隈研吾が手がけた「浮かぶ茶室」が設置される。
 また、バンクーバー初進出となる「無印良品」と北米初進出する「ビームス(BEAMS)」がポップアップストアを出店。「無印良品」 は隈研吾が設計したポップアップ・パビリオンでブランドを代表する商品を展開し、ビームスでは日本の良さを発信するプロジェクト「BEAMS JAPAN」が厳選した様々な日本製品をホテルに併設されている「giovane café」で販売する。
 このほか、イベントの会期中はミシュラン2つ星レストラン「分とく山」の野崎洋光シェフ監修のランチボックスや、ティーマスターの櫻井慎也が手がけるティーカクテルなどが提供される。
■公式サイト