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フェラーリに”シューマッハー”の名前が復活か。育成部門が息子ミックの加入を熱望

2017年01月17日 18:11  AUTOSPORT web

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2016年ドイツGPでのミック
フェラーリF1チームは、ミック・シューマッハーが望めば彼を若手ドライバーアカデミーに"レッドカーペットを敷いて歓迎する"と述べ、彼の進歩に感心していることを認めた。

 7度のF1世界チャンピオンに輝いたミハエルを父に持つミックは、F4に2シーズン参戦したのち、今シーズンはプレマからヨーロピアンF3選手権に参戦する。

 メルセデスはすでにミックと育成ドライバー契約を結ぼうとする動きを見せていることが伝えられているが、フェラーリもまた同社のドライバーアカデミー(FDA)に彼を迎えることを熱望している。

 FDAのマネージャーであるマッシモ・リボラは、ガゼッタ・デロ・スポルト紙のインタビューに対し「言うまでもなく我々は彼に関心を持っている」と述べた。

「今年はミックと密に過ごせる機会がありそうだ。彼はFDAのドライバーの周冠宇とプレマでチームメイトになるからね。ミックが将来何を選ぶかは私には分からない。でも彼がFDAに入りたいと希望するのなら、レッドカーペットを敷いて歓迎するよ」と獲得の意志を表明。



 リボラは、ミックに感心したのはコースでの実績だけではないという。

「ミックはとても礼儀正しいし、利己的なところがまったくないんだ」 

「彼の両親を尊敬するよ。彼の両親は素晴らしい育て方をしたんだろうね」と賞賛した。



「彼はとても若いのに、メディアからの大きなプレッシャーに対処しなければならない。でも彼はとてもうまくやっている」

 リボラはまた、フェラーリのサードライバーになったアントニオ・ジョビナッツィを惜しみなく称賛した。彼は2016年にGP2で印象的なデビューを飾り、5度の優勝を獲得。ピエール・ガスリーに次いで2位でフィニッシュしたのだ。

「彼は非常に強力なドライバーだ」とリボラは語った。私は満足だ。彼はこのチャンスに値するドライバーだよ」と賞賛。

「彼は偉大な才能の持ち主だし、彼の姿勢には感心する。アントニオが23歳なのは承知しているが、私はF1のドアが18歳のドライバーにしか開いていないのは間違っていると思う」

「すべてのドライバーにはその人なりの物語があり、それこそF1が見るべきものだ」