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カワサキライダーの渡辺一樹が世界選手権へ挑戦。「今年は実力が試されるシーズン」

2017年01月17日 15:31  AUTOSPORT web

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世界選手権へ挑戦する渡辺一樹
カワサキは17日、渡辺一樹の世界スーパースポーツ選手権(WSS)参戦発表会を開催。参戦チーム、マシンを発表するとともに、渡辺が世界選手権に挑戦する意気込みを語った。

 WSSは、市販されている400ccから750ccのミドルクラスのバイクで争われるシリーズ。カワサキ、ヤマハ、ホンダといった日本メーカーに加え、イタリアのMVアグスタ、イギリスのトライアンフなどのメーカーも参戦している。改造範囲が最高峰クラスのスーパーバイクより制限されているため、よりライダーの実力が試されるシリーズとも言える。

 渡辺が所属するチームは、イタリアに本拠地を構える『Team Go Eleven(チーム・ゴー・イレブン)』。チーム・ゴー・イレブンは、WSS、スーパーバイク世界選手権(SBK)で確固たる実績を築いている有力チームのひとつだ。使用するマシンは、カワサキZX-6R。会場ではWSSを戦う渡辺のマシンが展示された。

 世界選手権デビューを実現した渡辺は「自分自身、世界選手権に参戦したいということはチームに入った当初からカワサキにアピールしていました」と明かす。

「日本とはまったく違う厳しい環境となりますが、開幕戦のオーストラリアは過去に走ったことがあるサーキットなので楽しみにしています」

「今年は実力が試されるシーズンになります。みなさんのサポートが必要なので応援よろしくお願いします」

 WSSは2017年2月24日からオーストラリアのフィリップアイランドで開幕する。世界へ挑む渡辺の活躍に期待したい。