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トランプ氏の大統領就任コンサート迫る 出演決めた歌手、猛批判も「謝る気はない」

2017年01月16日 13:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ドナルド・トランプ氏の大統領就任を前に、トラブル続出
間もなくドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任する。それを祝うコンサートで誰がパフォーマンスを披露するのかに注目が集まるなか、3ドアーズ・ダウンやカントリー歌手のトビー・キースなどが出演を決意した。多くのアーティストが「出演できません」と断るなかでOKした彼らに厳しい批判の声があがっているが、トビーはそれを受け「謝罪などする気はない」とコメントした。

ヒラリー・クリントン氏との接戦を制し、大統領選でまさかの勝利をおさめたドナルド・トランプ氏。しかし国民の多くは今もこの結果に反発し、「これからアメリカは、そして世界はどうなってしまうのか」と懸念している。それは多くのセレブ達も同じで、複数のミュージシャンは19日に開催予定の「就任コンサート」への出演を拒否。しかし3ドアーズ・ダウンやトビー・キースらが出演を決めたことに対し、インターネットには以下のような批判コメントが多数書き込まれた。

「確かにトランプは雇用を生み出しているな。3ドアーズ・ダウンのギグは、10年ぶりだろう。」
「トランプの就任コンサートでパフォーマンスを披露するなんて、ファンにとってはガッカリだろう。」
「これ、誰? 知らないな。ま、その程度だから出演するんじゃないの?」

しかしトビーについては批判に全く動じておらず、「ファンや世間に謝る筋合いはない」としてこうコメントしている。

「俺は、この国と軍隊のためにパフォーマンスすることにつき謝罪なんかしない。」
「過去の大統領が開いたイベントでもパフォーマンスした。ブッシュとオバマだ。それにイラクやアフガニスタンでも、俺は200以上のショーを開催したんだからな。」

アンチ・トランプの人々から批判の声があがっていることは自覚しているものの、まったく怯んでいないトビー。一方でトランプ氏もアンチの多さは重々承知しているはずだが強気の姿勢を誇示しており、Twitterにはこう綴っている。

「何年もの間、この国は分断されてきた。怒りと不信感を抱えてきたのさ。多くの人間が『決して状況は変わらない。憎しみが深く根付いているから』という。しかし状況は変わるとも!!」

だが国民からは「くだらない」「トランプが逮捕されてムショ行きになれば変わるでしょう」といったコメントがズラリと書き込まれるしまつ。“トランプ大統領”の今後4年間は、国民にとってもトランプ氏にとっても厳しいものになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)