インディカー・シリーズは2018年に投入する新エアロキットのイメージイラストを公開した。
ダラーラが開発する新エアロキットは、2015年に導入されたホンダ、シボレー製のキットに代わるもの。これまでとは異なり、全車共通仕様のキットとなる。
そんな新エアロキットのビジュアルが、デトロイトで開催中の北米国際オートショーで初公開された。
公開されたイラストでもっとも目を引くのはマシンリヤ部分。従来のマシンとは形状が異なり、エンジンがより低く搭載される見込みとなっているほか、リアのボディワークについても、より空力性能を重視した滑らかなデザインとなりそうだ。
この新エアロキットについては、来月フェニックスで行われる2017年オフシーズンテストでさらなる情報が公開される予定。また、5月のインディ500までには実車もお披露目されるという。
また、2020年以降に導入が延期された新シャシーの製造を、引き続きダラーラが手がけることも発表された。
インディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライは「引き続き、ダラーラを手を組むことで、我々だけでなくチームも多大な恩恵を得ることになる」と語っている。
「我々にとってダラーラは20年にも及ぶ重要なパートナーの1社だ。今後も彼らと戦っていけることを誇りに思う」