椎名林檎が、TBS系ドラマ『カルテット』の主題歌を書き下ろしていることがわかった。
『カルテット』のために制作された楽曲のタイトルは、“おとなの掟”。ドラマに出演する松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平がユニット「Doughnuts Hole」を結成し、歌を担当する。ドラマのエンディングにはDoughnuts Holeが歌唱する映像が使用されるという。
作詞作曲を椎名が手掛けているほか、演奏メンバーにはヒイズミマサユ機(Pf)、斎藤ネコカルテット、田村優弥(Tub)らが名を連ねている。アレンジは椎名と斎藤ネコが共同で担当。
同曲について椎名は、「みなさんほんとうにかっこよく唄ってくださり、しあわせです。よろしければドラマとともにほんのりご賞味いただきたいと思います。何卒」とコメントしている。
『カルテット』は、『Mother』『最高の離婚』などを手掛けた坂元裕二が脚本を担当。夢を叶えることができなかった30代の4人が、軽井沢でそれぞれ弦楽器を手にし、四重奏を奏でる様子を描いた作品だ。Mummy-D(RHYMESTER)も俳優として出演する。劇中音楽はfox capture planが担当。放送は1月17日からスタート。
■椎名林檎のコメント
このたびはとびきりの作品へ参加させていただき光栄です。ありがとうございます。
キャストのみなさんがそれぞれ、担当される弦楽器を猛特訓中と伺い、作曲時に4人分の弦楽パートもご用意してしまいました。てっきりマジで弾いてくださるのかと早合点して。
それと、Mummy-Dがご出演されることは、年明けにネットのニュースで知りました。本来なら冒頭32小節くらい彼の時間として書くべきでした。ごめんなさい。今回そうはなっておりませんが、次回はそういたします。
でも、みなさんほんとうにかっこよく唄ってくださり、しあわせです。よろしければドラマとともにほんのりご賞味いただきたいと思います。何卒。