トップへ

ドバイ24時間:ハートレー組ポルシェ911 GT3Rが優勝を飾る

2017年01月15日 12:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ドバイ24時間のフィニッシュシーン。トップでチェッカーを受けた911号車ポルシェ
1月10~14日にアウトドローモ・ドバイで開催されたドバイ24時間レースは1月14日決勝レースのフィニッシュを迎え、ブレンドン・ハートレー/ロバート・レナウアー/アルフレッド・レナウアー/ダニエル・アレマン/ラルフ・ボーン組ヘルベルス・モータースポーツの911号車ポルシェ911 GT3 Rが優勝を飾った。

 このドバイ24時間は2006年から開催されているレースで、ヨーロッパのオフシーズンに開催されることから、多くのヨーロッパの強豪チームが参戦し近年盛り上がりをみせている。トップカテゴリーのA6クラス(GT3)をはじめ、A5(GT4)やSPX(ワンメイクGT)、TCRなどさまざまなカテゴリーがあり、ニュルブルクリンク24時間やスーパー耐久に近い雰囲気をもっている。

 今季のレースでは、ブラックファルコンのメルセデスベンツAMG GT3やWRTのアウディR8 LMS、マンタイ・レーシングのポルシェ911 GT3 RなどトップチームがA6クラスに参戦したが、ポールポジションはブラックファルコンの2号車メルセデスが獲得。GRTグレッサー・レーシングチームの963号車ランボルギーニ・ウラカンGT3が2番手につけた。

 しかしレースでは、ヘルベルス・モータースポーツの911号車ポルシェと、マンタイの12号車ポルシェが首位を入れ替える展開に。最終的に911号車ポルシェが優勝を飾り、WECドライバーのハートレーは二度目のGTレースで嬉しい勝利を飾った。

「素晴らしい経験だったよ。特に911では初めてのレースだったからね。素晴らしいチームとチームメイトに恵まれた。今シーズンのWECでもこの調子でいきたいね」とハートレー。

 2位はマンタイのポルシェ、3位にはブラックファルコンの3号車メルセデスがつけた。注目のTCRクラスでは、キャドスピード・レーシング・ウィズ・Aテックの108号車アウディRS3 LMSが優勝。アウディRS3 LMSが本格的な実戦デビューウインを飾っている。