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ニコール・キッドマン、ドナルド・トランプ氏に関する発言で批判集中 真意明かす

2017年01月15日 11:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「民主主義を信じている」と語り釈明したニコール
間もなくドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任するが、この事実を今もなお受け入れることができず苦悩しているアメリカ人は多い。そんな中、女優ニコール・キッドマンは「一国家として、私達は選ばれた人間をサポートする必要がある」とコメント。この発言に猛反発した人々から「ニコールをボイコットだ」という批判の声が噴出した。「トランプはアメリカを再び偉大にする男」「違う。彼はアメリカと世界を危うい状況に導く愚人だ」と意見が真っ二つに割れる中、ニコールが自身の発言について真意を明かした。

大統領選でまさかの勝利をおさめたドナルド・トランプ氏につき、多くのアメリカ人が今もなお納得できず「どうしてこんなことに…」と苦悩している。そんな中、ニコール・キッドマンはインタビューに応じ以下のようにコメントした。

「これだけ言うわ。トランプ氏は選ばれたの。私達はひとつの国家として、選ばれたのが誰であろうとサポートする必要がある。この国はそういう考えに基づき成り立っているんだもの。」

ハワイ生まれでオーストラリア育ちのニコールはアメリカとオーストラリアの二重国籍を持ち、大統領選の行方にも当然高い関心を寄せていたようだ。しかしこのニコールのコメントに“アンチ・トランプ”は激怒し、SNSには以下のような言葉が多数書き込まれた。

「ボトックスで、脳までやられたのではないか。」
「ニコール・キッドマンという女優を忘れ去る時が来た。ボイコットしよう。」
「No more ニコール・キッドマン」

この猛反発を受け、ニコールは『Access Hollywood』にこう述べている。

「私はただ、自分が民主主義を信じていると強調しただけ。そしてアメリカの憲法もね。私が言ったのは、至ってシンプルなことよ。」

トランプ氏の方針を支持するといった具体的な発言ではなかったにもかかわらず、多くのアメリカ国民に反発されたニコール。トランプ氏への反感がいかに強いかを改めて考えさせられるが、同氏の大統領就任の日は数日後に迫っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)